家族のリスクマネジメント勉強会

 

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    茨城支部

    勉強会をしました!

    家族のリスクマネジメント勉強会(8月26日)-- 茨城第3回

    8月26日、いまだ暑さの残る茨城県・水戸市で3回目の勉強会を開催しました。
    参加者は8名。他の開催地と比べると、ご自身が不安なお母さん方よりも「放射能に対する様々なスタンスを学びたい」という冷静な方が多かったようです。
    例え自分と違う意見や立場であっても、まずは話を聞いて学んでみようという姿勢は、本当に素晴らしいしありがたいと感じました。
    一部ご紹介します。

    原発の町で育った半谷さんの生い立ち、そして、原発事故が起こったときの心境・当時の様子についても語ってくださいました。
    原発事故直後は田村市にいた半谷さん。さすがに野菜は食べられず、冷凍食品を食べていたそうです。田村市はヨーカドーの食品が空っぽになり、その次セブンがすぐ空っぽになり、シャッターが降りて、スタンドもガソリンがもう、順番待ちで1日待っても入れられるかという状況。半谷さんがこれは厳しいぞと思った瞬間、農協が閉じ、銀行が閉じ、郵便局が閉じ・・・。
    「ここじゃ生きていけないな」と思ったそうです。
    私も茨城に住んでいるので、震災直後、スーパーの食品がなかなか手に入りにくかったり、不便がありました。でも、シャッターが降りたり、銀行や郵便局が閉じてしまうことはなかったので、こんなことが起きたら、これからどうなっていくのだろうとすごく不安を感じてしまいますね。

    参加者の方に問いかける半谷さん。
    リスクとベネフィットについて語っています(スライドが映っていなくてごめんなさい)
    リスクとは「危険ではなく冒険」、ベネフィットとは「利益」です。
    例えば、高速道路だと、お金でベネフィット(早く到着する)と、リスク(事故を起こす)を買っているのです。
    普段から、私たちはリスクマネジメントを上手にやっています。
    ベネフィットがあるからリスクも受け入れられるのですね。

    半谷さんが運営しているAFTC(たむらと子どもたちの未来を考える会)のサイトについて紹介してくださいました。このサイトでは、食品中の放射能の経過・考察が載っています。
    野菜・果物・穀類・キノコ・水産物・原乳・肉・卵など、さまざまな食品の放射能量データの追跡調査がからの考察が書かれています。当ホームページのリンクにこのサイトがありますので、ぜひご覧ください。

    講演の最後に、チェルノブイリ原発の視察の報告がありました。
    実際に原発の視察をしてきたところ、チェルノブイリ原発は観光地化していたようです。
    原発の敷地の350m手前にモニュメントがあり、記念に写真撮影をしたり、おみやげに帽子もTシャツも売っていたそうです。半谷さんが購入した、原発が爆発したときのキーホルダーも見せてくれました。私も1度、チェルノブイリの現状を見てみたいものです。


     

    参加者のお一人、I・Hさん(20代女性)から感想をいただきました。

    安全とは何か?安心とは何か?

     震災時、遠く愛知県にいた私にとって「福島の事故」や「放射線」は心配ではあるが、茨城は大丈夫だろうという認識だった。そもそも放射線とは何で、どう危ないのかもよく分からなかった。しかし、震災から1年ほど経つ頃、「チェルノブイリハート」という映像を観て、急に不安になった。多く浴びれば遺伝子をも破壊する放射線、茨城にいる家族のこと、妹のこれからのことが心配になった。それ以来様々な書籍や情報を集めたが、安心できる状況にはならなかった。
    半谷さんのお話の中で、安心は納得することであるというところに納得した。知識を得ることは簡単な時代だが、その知識を用いて今の危険度を割り出すのは難しい。さらに安全だ!危険だ!と様々な意見を聞いていると、一体どちらが正しい意見なのか一般人には判断できない。ずっと安心=納得できずにいたのだ。
    半谷さんは放射線の危険性だけでなく、普段身近にあるものにも様々な危険性があることをお話くださった。この1年ほどは、セシウムを始め放射性物質のことばかりが気にかかっていたが、もっと視野を広げなくてはと思った。この状況の中でいかに食事や心のバランスをとれるかが鍵である。問題は山積みだが、茨城・福島のこれからのこと、原発のことなど関心を持ち続けたい。 さらに、同じような不安を抱える人と悩みを共有し、情報交換できる場を大切にしていきたい。

    このような感想をいただけると嬉しいですね。
    これからも『リスクマネジメント』をテーマに、活動を続けていければと思います。